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zoom RSS プレーの選択肢は多いほうが良い?〜シーナアイエンガー著/選択の科学より。

<<   作成日時 : 2013/08/17 09:22   >>

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13年の練習(13)〜一味違う?!」で船頭多くしてなんて書きましたが、実際私のコーチングに少しブレがでています。
まだ表に表れていないかも知れませんが、心の中の葛藤があります。
船頭が多かったあの日、「当ってタメて走りこむ」指導の同輩と、あれこれやろうとした私の心に違和感が生まれました。生まれたのはもう少し前かもしれないけど、芽生えて発芽させたのが、この本。双葉を落とし、本葉させたのが同輩という感じか。

 選択の科学 著シーナアイエンガー
毎日無数に起こる選択―まさに選択を科学している一冊。
本当にあれこれでいいのか、実は絞るほうがいいのか…


第2講―集団のためか、個人のためか
という章で―実は人種で違うのではないかと言う、疑問…というか、実験結果が出てくる。

   アングロ系アメリカ人とアジア系アメリカ人の小学生を3つのグループに分けに、
   課題をやってもらうのだが…。


3つのグループ分け
 @数種類の課題の中から、課題を自由に選び取り組む。
 A数種類の課題の中から、課題を指定して取り組む。
 B数種類の課題の中から、母親が「この課題をやって欲しいと言っていた」と伝え課題に取り組む。


最終的に全てのグループが同じ課題を行います。
  ※課題は@のグループが選んだ課題を、残りのグループが行い、全て同じ課題になる。


結果。
アングロ系アメリカ人は―
@のグループが最も成績がよく、続いてB母親選択、A選択指定の順の成績となった。

アジア系アメリカ人は―
Bの母親選択グループの成績が最もよく、続いて@、Aとなった。


分析、考察は本書をお読みいただきたいが、
ここから見て取れる事は―親が指定した課題が最もよい成績となるアジア系…。




ひよっとして、我々アジア系人種は、「これやっとけ」をこなすのが得意なのかも。
 
  落ちているボールは、セービングすること。
  ボールを持ったら、前へ当り逃げない事。
  ハーフはスタンドへボールを渡す事。
  フォワードはタックルエリアで相手をオーバーする事。
  
  当ったらタメて走りこむこと。


本章ではさらに、「第6講―豊富な選択肢は必ずしも利益にならない
なんて章もあるのね。



迷うよねぇ〜コーチたち。
考えて考えて色んなプレーを状況に応じて引き出しから出してくる。
そんな選手が欲しくて、作りたくて練習メニュー組んだりしてたけど…



私は『キャプテン選んで』を書いたり、あれこれ選ぶラグビーという競技が、
本当に人生に役立つと感じてブログを書いています。

しかしながら、それが人種で違うとすれば…
不向きなのは体格以前のことであったりするのではないか。
モールに特化させたり、プレーを絞った方が、ある時期まで勝ち残りやすい…
例えば花園世代で権大会に勝ち抜く…
いや、将来を考慮せずそこそこの成績を残すには、型にはめ込んだほうがよいのかもしれん。



ま、一度手にとってこの本を読みながら、ラグビーと選択について考えて見ませんか。

選択の科学
文藝春秋
シーナ・アイエンガー

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ちなみにNHKでやっている講義も面白いですよ。
 http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/columbia/about.html




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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
子ども限定ですけど。
なにも知らない子に自由にやれと言うと固まってしまうのが今の子供(昔もそうかも)。
小さい頃から指示待ち人間にされてしまっているからか、なにをするのかを明確にしないとやってくれません。
だいたいの子は。
失敗とか勘違いを異常に怖がるし。

家庭での子育てからして違うのではないかと。
人種そのものの違いではなく。
そんな気がするんですけど。
確証は何もありませんが。
親父コーチ
2013/08/18 23:13
 親コーさん、おはようございます。
 子供限定でなく、レスしますと―天然君育成失敗以来、コーチングとティーチングの使い方を考えるようになりました。貴方はまずこれやって…から始めて、おいおい自ら考え出す時期にコーチング。使うほうが良く判ってないのでしょうか。天然君も失敗を怖がる位なら丁度良かったのですが、妙に自信と固定観念が強くて。
 本文で紹介したこないだのNHKでも、選択肢を多く与えすぎる上司よりm、2択くらいの自由度を与えるほうが良い上司と判断されるようです。良い上司、指導者という意識でないと、引っ張っていきにくいです。
 すみません、会社の話ばかりで。
クラッシックラガー
2013/08/19 05:55
クラさん、暑中お見舞い申し上げます。菅平楽しかったみたいですね。私も惑の大会を満喫してきました(鼻の骨折りましたけど)。久々にルールの質問です。土曜日のABvsワラビーズ、ご覧になりましたか。スクラムのノットストレートの厳格化で、1回目はFKでしたが、2回目は何とPになってました。そんな変更あったんでしょうか。ご存知なら教えて下さい。ところでそのうち河原に遊びに行きたいと思っていますのでよろしくお願いします。
ken
2013/08/19 09:07
 Kenさん、暑中も鼻もお見舞いいたします(大丈夫ですか?)。
 菅平、天国ですね。もし、あそこで最後の晩餐を得て、翌日ゲーム中あの芝の上で逝けたら、まさに本望かもしれません。あ、できたらピノコか最後にヤカンのミズをかけてくれたら…。
 当該のゲーム、見ていませんがJの番組表確認したら、13時からあるようなので見てからレスさせてください。ただ、厳格にするなんてFがPになるなんて聞いてないし、南半球はスクラムのコール導入もまだなはずだし…。
 河原またきてください。暑いので井戸端が多くなりがちで、頂いた質問の答えなんかを予想しながら話してると、あっという間に時間も過ぎますよ。
クラッシックラガー
2013/08/20 05:59
 おはようございます。
 う〜ん、大きいテーマですねえ 人種全体というのは言い過ぎかも知れませんが、確かに我が国の子供たちは、いわゆる指示待ちのタイプが多いように感じますね。だからこそ、コーチング→ティーチングという流れが合っているように思われます。あくまで私見ですが。
 ところでここからは、前回の記事に関するコメントでして・・・ 英語(というかカタカナ)は、確かに出来れば少なくしたいですよねえ。特にミニラグビーの世界で英語が過多に使われていると、違和感しか覚えません 「ラック・フォーム」は、やっぱり小学生には「はいっ、ラックで〜っす」で十分ではないかと。ジャージの色、背番号は、当然日本語でいいでしょう。そのくらいは、レフェリー(レフェリング)としても全然難しいことではないでしょうね。
 最後に。来年、避暑地(菅平)にご夫婦でというプラン。頂きたいですねえ 実は来年は、ワタクシたち夫婦の結婚○周年でして。数年前の△周年の時は、嫁さんの初海外に託けて王国・NZに行って来ました。来年は初避暑地で聖地・菅平・・・。う〜ん、悪くないなあ
ウルトランナー
2013/08/20 06:46
 ウルさん、こんばんは。
 ラックフォーム。ですか…使ったことないです、子供でもない大人のゲームでですけど。こうして考えると、英語で言うべき事や、そうでないことが色々ありそうで面白いですね。親コーさん、がラグビー用語を日本語(漢字)でやられた記事が頭の片隅から離れない状況で、和英ねた。こりゃーイッちょかいてみます。
 で、避暑地に夫婦で。今年行きたかったんですけど…星空見ながらねぇ〜。ちょっと酔って、寄って…来なかったおかげで、20年ぶりの同期との飲み会が合ったんですけど。人間万事塞翁が馬ですね。ウルさん、ぜひ来年いってみてください!もちろんレフリースタイル一式もって!
クラッシックラガー
2013/08/20 21:43

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