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zoom RSS 「なぜ」と問うこと〜レフリーとキャプテンの関係。

<<   作成日時 : 2014/03/06 20:06   >>

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ノットストレートのお話で読みの直した、
   「オフサイドはなぜ反則か」 著/中村敏雄/平凡社
フットボールの歴史について、詳しく書かれていてラグビーの進化の道もわかるんす。

今日のタイトル―「なぜ」問うこと―の章があって、これがまたオフサイド以上に興味深い。

「なぜ」と問うことには、そのスポーツに並々ならぬ興味・関心、
継承・発展に関わりたいという意思の表れ
だと、著されています。

さらに、外来文化の「スポーツ」を「なぜ」と問うことによって理解が深まるのに、
「なぜ」と問うことなく、技能中心に受容・普及してきたため、「スポーツがわかる状況」が生まれず、
「真のスポーツファン」は育たない
と。

   確かに。

「なぜ」を頂き(結局答えは出なかったけど…)考える事で、
ラグビーを見る目が自分の中でまた少し変わったような気がします。


だから、これからもどんどん「なぜ」を追求するんだぁ〜





…と思っていた時を同じく、並読していた
   「学校では教えてくれない 宗教の授業」 著/ひろさちや/PHP文庫

のっけから、
  「なぜ」と問うことは、神への反抗となる
なんて章から始まるのですよ。


  普段書店で目に付いたら喰いつくダボハゼ読み。
  あまりのタイミングに思わず、ぎょっとしました。


学校で教えない『宗教』で、あえて最初に持ってきたということは、
宗教を理解する入り口として必要なんでしょう。

一神教世界と多神教の違いが、経典・事例・寓話を使い解りやすく説明。
私本に書き込みながら、ウナズきまくりました。


一神教に流れる―God Knows  「神のみぞ知る」
  =「人間にはわからない」 

一神教世界について書いた後、対比される多くの日本人の考え方―
大岡捌きの例と共に記されていましてね。

  男の子の母親だと言い張る2人の女性、どちらが本物の母か?
  男の子の手を引っ張りあわせて、手を離したほうが愛情を持っていたという、名裁き。

人間努力をすることで、白黒決めようと努力する日本人らしいと事例だとされています。
  ※向こうなら『サイコロ』振って決めるだろ『出たら目』に対し『ペテン』ではないかと。

…宗教の違いを大枠で考させて、身に安く解りやすくかかれています。


親コーさんに薦められていた“ひろさちや”さんですが、
数ある本の一冊とののタイミングで出合えたのは、偶然ではなく必然か…



   海外ラグビー、海外選手がゲーム終了後に魅せるあの笑顔に握手、
   その姿も実は日本人と全く別の思考をもっているのかも知れない。
 

などと考えながら、宗教観をラグビーに置き換えたりして読んでみました。
   ※そえれでも私は「あきらめ悪く」これからも「なぜ」を追い続けるけど。


     ゴッド・ノウズ = 神のみぞ知る
     イスラム教の― イン・シャー・アッラー = 神が望むなら


あの楕円球、弾んだボールの行く先は、まさにこれか。


あのキックパスの弾み方が、もう少し変わっていたら。
悔やまず、こんなフウに考えられれば少し違ったその後があるかもしれない

   …とか、物事の見方が広がった気にさせてくれる一冊でした。


学校では教えてくれない宗教の授業 (PHP文庫)
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2013-11-05
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ところで、ゲームを預かるレフリー、神ではないけど、こんな条文があります。

第10条 不正なプレー  4 危険なプレー、不行跡

s)すべてのプレーヤーは、レフリーの権限を尊重しなければならない。また、レフリーの決定に反論してはならない。キックオフ、あるいは、注意、一時的退出または退場の後のペナルティキックの場合を除き、プレーヤーは、レフリーが笛を吹いた場合には、直ちにプレーを停止しなければならない。


レフリーの決定に反論してはならない。…ですよ。



「なぜ」と問うことができないんですね。
 
キャプテンは『なぜ』が問える…というのは都市伝説。
  それ認める条文中はなく、競技規則―定義にこのように書いてあります。

  【定義】 キャプテン
  キャプテンとは、チームにより指名された1名のプレーヤーである。
  試合中レフリーに意見を求める資格を有するのは唯一キャプテンのみであり、
  また、レフリーの決定に関連する、プレーの選択についても唯一その責任を負う。
  


「なぜ」でなく、『意見』を求めにくること―
  唯一キャプテンにのみ認められている。





だからこそ、「神のみぞ知る」レフリングをせず、
  現場に行ってちゃんと公平を規す判定をしなくちゃ。




と、宗教本読んで、心だけまた少し引き締まったクラッシックラガーでした。

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コメント(6件)

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 おはようございます。
 例によって判りやすいルール(原理)解説、ありがとうございます しかし今朝は、敢えて食い付かせてください
 ワタシもその意味では完全に都市伝説に囚われています。「レフェリーに意見を求められるのはキャプテンだけだよ」(恥ずかしながら条文を正確に暗記できてなくて、ミニラグビーでレフェリーを務めるときは、「レフェリーに聞けるのは・・・」と言ってしまってますが)って、確かに言いますよね。しかし、意見を求める≒聞く≒「なぜ」と問う・・・、国語的には必ずしも間違っていないように思えるのですが。
 例えば、「今のノットロールアウェイの判定について、レフェリーさんのご意見を求めさせてください」、条文に従えば正確にはこういう言い方になりますが、現実には「今のノットロールアウェイはなぜなんですか(なぜそう判断されたんですか)」って聞き方になるし、その意味からは、必ずしも「なぜ」と問えないわけではないんじゃないでしょうか?
 屁理屈みたいなコメントでごめんなさいです しかし、その意図をお汲み取りいただきたく
ウルトランナー
2014/03/07 06:52
 ウルさん、こんばんは。意図―重々承知のつもりですよ!
 質問資格者→「なぜ」と問えない―ちょっと飛躍しすぎでした。私のかき方がまずいし、私が連想したシーンが「飛躍」させてしまったのかもしれません。
 キャプテンは「意見」を求める事ができるという書き方も難しいけど、キャプテンは「質問」でなく「意見」を求めることができるわけですから、「今のは退けていなかったですね」(非転体退)とか、「まだラック成立してないように見えましたが」(ラック内手使用時)、「さっき崩れたのは、うちの3番側が肘が下がっているからでしょうか」というフウに、意見を求めることを競技規則は想定しているのではないかと思っています。
 巷に溢れる「だれがオフサイドですか?」(聞き方や喋り方でグレー)とかは、まだまし。「ノッコンちゃうんすか!」はクロ。言葉を発しなくても、舌打ちボール叩きつけもクロ。過去レフでむかついたのが「へぇ〜そんなルール知らんかったわ」。
 文字にすれば質問の体裁をとっていても、その場の空気で「質問」≠「なぜ」になるのかと思います。
 …実は普段3冊とか平行読みの私、「ノーサイドは」の「なぜ」と「学校で宗教」の「なぜ」があまりにタイミングよくてですね、何とかこじつけたろうという、当初オチなしを無理やりなんです…。ま、こうしてお話できたことが、私にとってこの記事のナイスです!
クラッシックラガー
2014/03/07 21:15
 おはようございます。
 な、なるほど、クラさんが想定した場面が↑のようなものだったんですね! こちらこそ長いお付き合い(と言わせていただきます)なのに、イメージが貧困で不快な想いをさせました。ごめんなさい
 う〜ん、確かに↑のようだったら、「意見を求める」どころの話ではありませんねっ 特に一番最後のリアクションなら、最悪の場合、レフェリー辞退すら招きかねません。キャプテンでなければキャプテンと2人して呼んでお説教するとか、キャプテンその人だったらオンタイムそっちのけでこんこんとルール解説やってもいいくらいやなあ
 そんな不愉快な経験をものともせず、シニアのレフェリー道に邁進するクラさん、偉いッス
ウルトランナー
2014/03/08 06:41
 ウルさん、おはようございます。全く不快な思いしてないですよ!
 惑は大人しい…というより、非常に紳士ですよ。本当に。「あぁ〜膝ツイとったからな」と、擬ジャッカルを捌いたときも、サバサバされていました。全く嫌な思いしたことがないです。逆に嫌なレフリーになってはしないかと、どこまで捌くか…あんまり最新でも面白くないんですよ、たぶん。
 めんどくさいのは、若手です。母校の高校生(ここ以外は爽やか)や30以下の選手。決定的な何かを学んでいないのではないかと感じます。
 しかし、改めてコメント書いていて、思いましたが「なぜ」と「質問」「反論」「意見を求める」どう違うのでしょうか。結局、気持ちですかね。ちょっと原文探してきます。
クラッシックラガー
2014/03/08 08:31
こんにちは。
神の存在を肯定する限りは、全ては神のなしたもうた事なので、そこに人間の意思は入りません。特に一神教の神(早い話がユダヤ教とキリスト教とイスラム教の神のことですが)にこの傾向が強いですね。だからなぜは無いんでしょうね。
神と仏は別の存在なので、仏教は一生懸命に考えます。でも考えても分からないことや修行に関係ないことは考えません。こんな事をいちいち考えていても無駄だからです。
7人制ラグビーがオリンピック種目になったりして、今までラグビーのラの字もなかった国でラグビーが急きょ始まりましたけど。そんな国ではプレーや勝つことばかりを考えていて、ラグビー精神が全く無視されて来たように感じます。おそらくラグビー憲章の存在さえ知らないコーチがいるでしょうね。そんな国では。
すでにレフリーの判定に不服で試合放棄をしたチームがあるそうです。隣りの大きな国で。
レフリーに罵声を浴びせたり、暴力をふるったりする選手や監督コーチが出て来ないことを祈っていますけど。数年先には出て来るかも知れません。
親父コーチ
2014/03/12 17:46
 親コーさん、おはようございます。
 ずーッと前に薦めて頂いてた本をやっと手にしました。宗教別の考え方というか、生き方というか、全く違うんですね。少し解ったように思いますが、もう一冊読んでみようかと。宗教が与える影響が、歴史観だったり、人生観だったりするようで、無宗の私には別世界を覗くような思いでした。
 隣の大きな国…やってしまってますか。まぁ、選手の自制がなくて、抑えるためにカードができて、カードに対抗するにはボイコットしかない…という考えでしょう。経営経済の理屈をスポーツに持ち込むと、昔の(今も?)経営者と労働者みたいな関係になっていくしかないと思います。柔道が、jYUDOになったように、ラグビーは楕円のボールを使う凶暴ナだけのすぽーつになるかもしれません。
クラッシックラガー
2014/03/13 05:37

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